ニッケイ新聞 2010年1月9日付け
文協であった新年祝賀会で歌われた唱歌「1月1日」。配布された紙には、同曲の歌詞と歌詞付きの楽譜が印刷されていたが、「両者の歌詞が違う。どっちが本当?」と指摘の声。「明治」の元号にかけて作られた同曲の2番には、「初日の光 明(あきら)けく 治まる御代の 今朝の空」と、「明」と「治」の文字が含まれていた。しかし、大正元年、明治天皇の崩御で元号が「大正」へ改元するのに伴い、「初日の光 さし出でて 四方(よも)に輝く 今朝の空」に変更されているのだが、この両方が使われており、厳密に言うと、間違いではない。しかし、どのような経緯でそうなったのか…。
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昨年には初の回顧展、今年は半世紀の活動をたどる一冊が完成するなど節目が続いた造形作家・豊田豊さん。故郷の山形県天童市の招待で回顧展を開くほか、百周年記念碑を制作したバストス市から依頼を受け、町の入り口に設置するモニュメントを手がけるという。さらに、95年の修好百周年の際に横浜で制作したモニュメント「虹の架け橋」の相似形のものを、地下鉄イミグランテ駅に設置する計画も。ブラジルと日本を結ぶ架け橋、「世界一大きな虹ですよ」と豊田さん。