ニッケイ新聞 2010年1月12日付け
日本から来ていた女性2人が、年末遊びに行ったリオで事故に巻き込まれたという話を聞いた。
知人というブラジル人男性2人とレンタカーを借り事故で車が大破したというのだが、運転していた男性、実は無免許。
しかも、借用書にサインをしたのが、男性2人と面識のない方の女性だったというから信じられない。
羽目をはずしていたのか、言葉が分からなかったのか―。その経緯はよく分からないが、不注意過ぎるのでは。ケガこそなかったのが幸いだ。
外務省の海外危険情報によれば、ブラジルで日本人・日系人が巻き込まれる事件が急増しているという。日本の大学は早いところでは来月から春休み。ブラジルを訪れる人も多いだろう。
ほんの少しの注意で、巻き込まれる必要のない事故・事件を避けることができる。一番の大敵は自身の油断だと身を引き締めた。 (裕)