ニッケイ新聞 2010年1月13日付け
年末30日朝から、餅つきをした弓場農場。餅米120キロというから相当な重労働。弓場農場で鍛えられた屈強な若者の腕をもってしても、たっぷり4時間以上かかった。婦人部の「早くつかないと終わらないよー」との声援? に後押しされながら正午過ぎに終了。その夜にはクリスマス公演があり、餅つきの疲れを感じさせない演技を披露した。今や機械でも出来るが、やはり餅はついてこそ。毎年のこととは言え、伝統を守るのも一苦労だ。
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米誌リーダーズ・ダイジェストは11日、世界16カ国の1万6千人を対象に行ったダイエットに関する調査結果を発表。なんと、痩せたい願望のあるトップは、ブラジルの83%。成人の59%が太り気味又は肥満とされるが、まずは食生活が課題か。ちなみに、2位、3位、4位にはインドの68%、米国62%、中国50%が続いたよう。
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聞き間違いの話。最近ブラジルに来たある女性。「ムイト・プラゼール」を「ムイト・ブラジル」と勘違い、「『とてもブラジル!』が挨拶とは、何と愛国的な国なのか」と長い間思っていたとか。年明け早々、コラム子が友人に電話すると、開口一番、「先日はどうも!」と言ってくる。長らく会っていなかったので首を傾げたが、どうも「フェリス・アーノ・ノーヴォ!」と言っていたようだ。当方の耳が悪いのか、友人の発音が悪いのかは知らないが。