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ニッケイ新聞 2010年1月20日付け

 JALが百周年などを記念して遊覧飛行を行った時、最年長として搭乗した上田幸音さん(92、高知)は次の3句を詠んだ。「日航の遊覧飛行に招かれて吾が四世代永久(とは)に忘れじ」「日航とブラジルの交流末永く続くを念じ栄えあれかし」「日航の厚きもてなし身に受けて遊覧飛行永久(とは)に忘れじ」。この作品に移民からの想いが集約されている。最大限の利益を追求することが企業の本質だとしても、時にある採算を度外した厚意が、人の心を熱くする。
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 サンパウロ市ブタンタン区在住の徳留清さんが、月刊誌『文藝春秋』を譲りたいと申し出ている。1970年頃から2007年分まであるとか。「捨てるのももったいないし、誰か欲しい人がいれば、もらって欲しい」という。読みたい人は徳留さんまで電話(11・3735・4884)を。
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 現在、吉良州司外務大臣政務官、長安豊国土交通省政務官ら、日本のトップレベルのミッションが日本の新幹線技術を売り込みに来伯中だ。15日昼の商工会議所昼食新年会の席では、島内憲駐伯全権大使が、「官民で経済をやっていく」姿勢を強調。米ワシントンで行われる高速鉄道セミナーへは、馬淵澄夫同省副大臣が送られるなど、政府の新幹線技術の売り込みが各地で本格化している。