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リオ・イパネマ区=ホテルに強盗押し入る=ポ語分からず、邦人殴られる

ニッケイ新聞 2010年2月23日付け

 リオデジャネイロ州イパネマ区のラガルト・ホテルに、20日午前4時半ごろ4人の強盗が押し入り、カーニバルに訪れていた外国人らから現金1800レアル、クレジットカード、携帯、宝石などを奪って逃走した。
 伯字紙によれば、強盗はホテルのバーに侵入し、宿泊客を拳銃やナイフで脅しつけた後、寝室で眠っていた宿泊客も起こし貴重品を要求、アルゼンチン人、フランス人、アルジェリア人らが被害を受けた。
 犯人らは、その場に居た日本人旅行者も脅迫、旅行者はポ語が分からず困惑したため、顔面を殴られたという。
 事件当時ホテルには、約75人の宿泊客が滞在していた。犯行は約10分間で行われ、ホテル内に設置された防犯カメラは作動していなかった。