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サンパウロ市でF・インディ=レース・ビジネスで活性化

ニッケイ新聞 2010年2月25日付け

 1億2千万レアルの経済効果が見込まれるサンパウロ市でのフォーミュラー・インディが3月13日、14日に予定されていることを24日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
 サンパウロ市は同イベント開催準備で、1200万レアルを投じて準備を急いでいる。サーキットは、アニェンビーのオラーボ・フォントウラ大通りを中心とする市内4キロメートルに設置される。
 6万人収容可能な観覧席を設置。13日は予選走行、14日が本番。当日の観客は国内から2万5千人、国外から6千人。合計3万1千人と見ている。観客は同イベントを楽しむため4日間滞在する必要がある。
 それで落ちるカネが、一人当たり3千レアル。外国人なら6千レアル。レース参加者900人とスタッフは、体調やエンジンの調整で早期到着するから、さらに多大な経費がかかる。
 サンパウロ市のホテルはイベントの間、70%の稼働率が見込まれる。同イベントは、さらにインディ・レースの合弁やインディ製品の取引、商品やサービスへの投資が期待され、二次産業を呼び込むと見ている。

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