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脇坂ジェニ氏が講演=基金で「万葉集」語る

ニッケイ新聞 2010年3月3日付け

 中南米の万葉集研究の第一人者、脇坂ジェニさん(83、バウル市出身、元サンパウロ大学教授)が3月9、11日の午後3時から4時半まで、国際交流基金サンパウロ日本文化センター(Av. Paulista, 37 – 2o andar)で「万葉集」についての講演を行う。サンパウロ人文科学研究所とサンパウロ大学日本文化研究所の共催。
 脇坂さんは、2008年5月に奈良県万葉文化振興財団主催の第1回「NARA万葉世界賞」を受賞。両親は熊本県人で第1回笠戸丸移民。47歳のときに万葉集に触れて以来、その研究に身を捧げ、87年から約10年間、USP日本文学講座主任教授、日本文化研究所の所長を務めた。
 テーマは9日「万葉集の紹介」、11日「万葉集の詩」。定員30人。事前申込みは電話=11・3141・0110。