ニッケイ新聞 2010年3月4日付け
毎週末、県人会の総会などのイベントに取材に行く。そこで感じるのは、昼食の質と量、特に一品持ち寄りの内容に、会員の参加意識の高さの一端が伺われることだ。
北海道協会は会長自ら腕を振るったであろう豪華な日本食をメインに、一品持ち寄りの種類が実に多く、しかも質が高い。グルメ県人会らしい新年会と感じた。
ただの総会に100人以上が集まる大所帯の福岡県人会は、意外にもあっさりと出前弁当。和歌山は県人子弟が経営する仕出し屋が珍しい洋食を出し、ナイフ、フォークに立派な食器で食べたのにも驚いた。富山県人会はシュラスコと寿司でちょっとした式典なみ。
かと思えば最近、某県人会の総会にいったら参加者10人で案の定、持ち寄ったのがそろいも揃って赤飯だった・・・。べつに貧乏記者に美味い物食わせろと言っているわけではないので、そのへん誤解なく。(深)