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ニッケイ新聞 2010年3月19日付け

 ホンダは、2月27日未明に南米チリで発生した地震の被災者を支援するため、義援金などを寄付すると発表した。レスポンスサイトによれば、ホンダの南米地域事業を統括するホンダ・サウス・アメリカは、ブラジル、チリ、アルゼンチン、ペルー、ベネズエラの現地法人を代表して、災害支援を行う関係機関や関係団体に対し、義援金25万USドル(約2250万円)を寄贈する。また、チリ現地法人とホンダ系の販売店は、現地の状況に応じて、発電機・ポンプなどを寄贈し、ユーザーへの製品修理を支援する方針だ。
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 老ク連のコーラス教室で指導、朗らかな性格で皆に好かれた三木八重子さん(享年76)が2月2日、バス事故で亡くなった。老ク連の会報『ブラジル老壮の友』の3月号で追悼特集として2ページを割き、「ありがとう三木先生」として会員からの別れのメッセージ、詩などが紹介されている。
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 援協総合診療所は移転のため、22日から27日まで休業する。現在の場所での営業は20日が最後となる。29日から、移転先の援協社会福祉センター(Rua Fagundes, 121)で営業開始。受け付け時間は、午前7時半~午後6時半。移転に関する問合せは、電話(11・3385・6600)まで。
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 28日に発表会が行われる記念映像「福博村75年の歩み」。今回完成したのは日本語版で、将来的にはポ語版製作も考えているという。中には、1958年に現在の会館を建設した際、400キロの肉を焼き、1千人が集まったシュラスコなどの懐かしい映像もあるそうで、当日の上映が楽しみだ。現在、スザノ市街地から福博村会館へ行く道路は通行止め。当日会場へ行くにはインヂオ・チビリッサ街道からパルメイラスを迂回して行く必要がある。詳しくは同会まで。

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