ニッケイ新聞 2010年4月2日付け
3月31日午後4時頃、車でミナス州サンゴタルド市からパラナ州クリチーバ市へ向かっていたササキルイス(62)、テレーザ夫妻(54)がBR262で対向車線のトラックと衝突し、死亡した。
雨により滑りやすくなった路面で車線から飛び出したササキ夫妻の車が前から来たトラックの下敷きとなり、2人はほぼ即死状態だった。3人の子供がいる。
パラナ州出身のササキさんは、ミナス州政府のアルト・パラナイーバ開発計画(PADAP)に参加、1974年に開拓者としてサンゴタルドへ移住。大豆栽培でセラード開発に貢献した。
PADAPの歴史編纂事業にも尽力し、記念誌も発行した。
葬式は、1日午後にサンゴタルド市で執り行われた。初七日は未定。