ニッケイ新聞 2010年4月29日付け
前内閣総理大臣で日ブラジル会議員連盟会長の麻生太郎衆議院議員が来月2日~5日の予定で来伯し、サンパウロ、リオ、ブラジリアを訪問する。2日にはサンパウロ市文協で日系団体による歓迎懇談会が開催される。
08年6月の日本移民百周年式典以来のブラジル訪問となる麻生前首相。今回は日伯議連会長として日伯関係の強化が目的で、米国、ベネズエラ、ペルー各国訪問の一環。
ブラジリアにおけるブラジル政府要人との会合では、デジタルテレビ日伯方式を採用しているブラジル側へ謝意を表明すると共に今後の協力に冠する意見交換を行う。
サンパウロでは、日系団体による歓迎懇談会に出席、ブラジル日本商工会議所関係者と日伯経済関係に関する意見交換等も予定する。
サンパウロ到着後の2日午後、イビラプエラ公園の開拓先亡者慰霊碑に参拝。文協で日系主要団体関係者らとの懇談、歓迎会に出席する。その後、日伯商工会議所の幹部と夕食会。
3日午前にCEAGESP(サンパウロ州食糧配給センター)視察後、リオに移動し、エリエゼル・バチスタ氏(ヴァーレ・ド・リオ・ドセ顧問)と懇談。リオ州日伯文化体育連盟、リオ日本商工会議所の幹部らとの夕食会に出席する。
4日は市内カンタガーロ公園にある百周年記念碑を参拝後、エドゥアルド・ダ・コスタ・パエス・リオ市長と懇談、ブラジリアに向う。
4月27日現在、ブラジリア大使館によれば、会談する政府関係者、視察先は未定。