ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

12月から新型パスポート=チップ入りで確認迅速化

ニッケイ新聞 2010年6月15日付け

 ブラジル連邦警察が発行するパスポートが、12月からはICチップ入りの新タイプになり、空港での所持者の確認も迅速化されると14日エスタード紙が報じた。
 チップ入りのパスポートは、欧米や日本、オーストラリアでも導入されているもので、偽造が困難な上、空港での身元確認も、自動読取装置さえあれば僅か15秒程度で行われるため、長蛇の列を作って待つ必要がなくなる。
 新しいパスポートの発行費用がいくらになるかは現時点では公表されていないが、4年前に新型パスポートが導入された時には89・10レアルから156・07レアルに値上しているため、今回の新型導入に際しても、発行料金の値上げは避けられない見込みだ。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button