コラム　オーリャ！

ニッケイ新聞　２０１０年６月１７日付け

　日本のブラジル大使館で、女子大学生がブラジルでの貧困層支援活動の報告を行ったと、朝日新聞７日付けの記事にあった。
　昨年９月から、学生６人が３人一組でサンパウロ市とセアラー州のエステーバン村で半年間活動。彼女たちは一回目の来伯でブラジルにはまったという。
　０９年、コラム子もセアラーの同地ＮＧОの手伝いをさせてもらった。支援活動といっても、こちらが学ぶことが常で、慣れぬ土地での活動を通じて見たもの、感じたものは新鮮だった。そこでの経験が忘れられず、帰国後すぐにブラジルでの研修に応募した。
　以前彼女らに会ったとき「ブラジルが大好き」と元気に語っていた。半年の活動を終えてもその気持は変っていない。
　４年生は卒業を控えて、それぞれの道を歩みはじめている。ブラジルでのまたとない経験を生かし日本、世界で活躍して欲しい。（秀）