ニッケイ新聞 2010年7月17日付け
県連主催の「第13回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)」が16日正午、サンパウロ市のイミグランテス展示場(Rod. dos Imigrantes, km 1,5)で開幕した。
霧雨が降る中で迎えた初日。郷土食は半分ほどの県人会が開店、鹿児島県人会では本格焼酎「拓魂」が飲み放題で、来場者の体を温めた。
午後2時ごろの会場の来場者はやや少な目。同会を手伝う松村滋樹さんは「ただただ明日の天気の回復を祈って待ちます」と天を仰いだ。
3年ぶりに里帰りし、両親と共に来場した山本セリーナさん(41、二世)は千葉県在住。同県人会の炉端焼きを食べ、「初めて食べましたけどとても美味しいです」と笑って答えた。
県連の与儀昭雄会長は「心配した天気もひどいものではなかった。準備は万全、どうぞ皆さんお越しください」と呼びかける。
17日は午前10時から午後9時、18日は午前10時から午後6時まで。17日夜はミス日系コンテストもある。
期間中、地下鉄ジャバクアラ駅のバスターミナル脇の千葉県人会館前から随時会場への無料バスが出る。駅の各所で赤いはっぴを着たボランティアが案内を行っている。入場料7レアル(8歳以下、65歳以上は無料)。駐車場20レアル。