ニッケイ新聞 2010年7月20日付け
雨にも祟られず、多くの人で賑わった県連主催「日本祭り」。地下鉄ジャバクアラ駅前からの無料シャトルバスは長蛇の列が続いた。歩いても10分ほどの距離なので徒歩で向かった橋の上から見るイミグランテス街道も2車線が大渋滞。「なるほど、地下鉄で行き、徒歩で往復が時間的にも一番いいな」と思いつつ会場を後にしたのだが、地下鉄までの帰り道で迷ってしまった。そういえば去年も同じような事を思い、そして迷ったような気がする。多分来年も…。
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初日の雨を残り2日で取り戻した郷土食コーナーは、日曜午後になるとすでに売り切れのところもちらほら。長野では北澤重喜会長の農園で栽培した野沢菜漬けと、自家製納豆を800食ずつ用意し、ほぼ完売。鳥取恒例の和牛の牛丼も500食近くを売る人気だったそうだ。約4000食を売り上げた和歌山のお好み焼きは、受け取りが一カ所のため30分近くかかる長い列。皆さん我慢強い。
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パビリオン内では、入り口そばの総領事館ブースで浴衣の試着が人気。隣のJICAでもシニアの与古田さんらの沖縄民謡演奏が人を集めていた。弓場の向かいのコチア青年の農産物、花やADESCの加工品も人だかり。関係者の協力で漬け物などを販売した老ク連ブースも人気だった。別の機会に手作り日本食販売会など開いたら好評かも。