ニッケイ新聞 2010年7月23日付け
ブラジル日本移民100周年から、はや2年。すでに過去のものといった感もあるが、これから100周年を祝うというコロニアがある。
2013年に入植から一世紀を迎えるレジストロだ。もちろんセッテ・バーラスや桂、イグアッペなど、かつて同じイグアッペ郡だった入植地が合同で実施する考えだ。
今月24日には、同地日本移民100周年委員会を解散、同時に3年後に向けた委員会を立ち上げる。
会長に就任する山村敏明氏は、「08年の100周年はいまいちピンとこなかった。これからノロエステなども〃地元〃の一世紀を迎える。まずはレジストロから盛り上げたい」と鼻息も荒い。
記念誌に加え、地元社会に還元できる記念事業を検討するとか。
100周年で日系コロニアは衰退する、との声もあるが、地方には通用しないようだ。(剛)