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ミマキがブラジルに進出=野口副社長「生活に彩りを」

ニッケイ新聞 2010年7月29日付け

 株式会社「ミマキエンジニアリング」(池田明社長、本社・長野県東御市)はこのたび、ラテンアメリカを新しい市場に見込み、サンパウロにブラジル法人会社(資本金4千万円)を設立した。アクリマソン区の本社で23日、関係者ら約80人を招き披露パーティーを催した。
 同社は業務用インクジェットプリンタ、カッティングプロンタなどを生産・販売、ヨーロッパやアジアなどに7カ国に支社を持つ。ブラジルでも代理店を通じて販売してきたが、さらに専門的かつ細やかなサービス・販売体制の確立、市場開拓を目指す。
 披露パーティーには、野口幹夫副社長が日本から出席、「我々は常に新しさと違いを提供する開発型企業。ブラジルのみなさんの生活に彩りを添えていきたい」とあいさつした。
 藤田正秋専務は本紙の取材に「2年以内に09年度の売り上げの3倍となる50万レアルを達成したい」と意気込みを見せていた。
 飯星ワルテル連邦下議も出席、「ブラジル進出を歓迎する」と野口副社長に記念プラッカを手渡していた。