ニッケイ新聞 2010年7月30日付け
日本各地から訪問団、使節団が訪れるこの時期。中・高生の学生が多く、さらには小学生までもが訪れることに少々驚きもした。
研修の日々の中、ようやく日本が今、夏休みであることに気がついた。
日本の夏は色んな意味で熱気が溢れる。
イベントは目白押しだ。海開き、夏祭り。夏の甲子園へも出場校が続々と決定している。「遊ばないといけない」と妙な切迫感に追われる学生は、いかに1日1日を謳歌するかに頭を捻っているだろう。
そんな楽しい夏休みの時間を費やし、様々な目的を胸に、冬のブラジルを訪れた10代、それ未満の小学生たち。
恵まれたその経験の価値に気づくまでは、もう少し時間がかかるかもしれないが、将来ブラジルを身近に感じることになればそれは財産になるだろう。(秀)