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東西南北

ニッケイ新聞 2010年8月4日付け

 7月28日と本日4日に行われるブラジル杯決勝はサントス対ヴィトリアだが、28日の試合はロビーニョにとってサントスの競技場での最終戦だった。2対0で第1戦を制したサントスが第2戦もと相手の本拠地に乗り込む今日は、同選手にとりブラジルでの最終戦ともなる。英国マンチェスターから8月までの約束でロビーニョ貸出しを受けたサントスは、同選手の参戦で勢いづいた若手の活躍で好成績を挙げており、ロビーニョ残留を求めるファンの声も強かったが、マンチェスターが貸し出し延長を認めず、5日には英国の地を踏む事になる。最後の試合で有終の美を飾り、ブラジル杯優勝の土産と共に渡英となるか?
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 3日付伯字紙の紙面を賑わした記事の一つは、2日の試合後にサントスの補欠選手達がふざけている様子や言動がTwitterで流れ、クラブのトップが渋面というもの。最終的には懲罰なしだった様だが、短時間に広範囲に広がるインターネットの怖さを身に沁みて知った選手達。今後の言動はどう変わる? 週末の伯字紙には、20歳前後の青年女子が着衣を取る様子などを録画し、ネット上で公開との記事もあったが、本人達は軽い気持ちであっても、その後の影響は大きく重い事を自覚すべきだ。
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 ルーラ大統領がイランで石打の刑を言い渡された女性の受入れを提案した事に対し、イランでは内政干渉だとして反発が起きたと3日付伯字紙。女性の家族はブラジルでなら平和に暮せそうと喜んだものの、提案は国際社会の受けを狙ったもので遅きに失したとの声もあり、受入れが実現するか否かは疑問だ。不倫で告訴された女性が世界中から集まったりしたらブラジルも大変な事になるが…。