ニッケイ新聞 2010年8月4日付け
ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、与儀昭雄会長)の月例代表者会議が7月29日午後、栃木県人会館で開かれた。
16日から18日まで開催された第13回フェスティバル・ド・ジャポンに関して与儀会長は、成功裡に終了したことを喜び、伯メディアの報道もあって「去年より15%ほど多い来場者があった」と報告。
また、イベントの終了後にグローボ局の関係者と役員が懇談し、次回のフェスティバルで協力していく可能性についても話題に上がったという。すでに次回のバザリスタの予約も入っているとし、「来年も立派なフェスタができると思う」と述べた。
坂本アウグスト実行委員長も、各県人会郷土食の売れ行き、前売り券販売の好調だったこと、衛生局の評価が良かったことなどに触れ、「皆たいへんだったが、何とかできた」と感謝した。
執行部ではイベント終了後、すでにスポンサーとの話し合いを始めているという。また、出席者の提案を受け、改めて反省会を開く予定だ。坂本委員長はこのほか、来年は各県人会から実行委員会への協力者をより増やしたいとの意向を述べた。
園田昭憲副会長が25日に開催された第二回マレットゴルフ大会の結果を報告。来年は国士舘スポーツセンターで開催する予定と発表し、「日本移民を記念する大会。ぜひ多くの参加を」と案内した。園田副会長からはJALサンパウロ便存続を求める署名についても報告があり、「まだ署名するところがあれば連絡を」と呼びかけた。
会議ではこのほか、15日に開かれる第24回県連ゲートボール大会、10月の弁論大会について担当者が紹介。また、10月の連邦下議選挙に出馬予定のウィリアン・ウー議員、飯星ワルテル議員が会場を訪れ、フェスティバル成功を祝福するとともに、4年間の活動報告を行い、支援を呼びかけた。