ニッケイ新聞 2010年8月13日付け
アチバイア・オルトランジア協会(平中信行会長)主催で、アチバイア市が後援する『第30回花と苺祭り』が9月3日から毎週末、同市のエドムンド・ザノニ市立公園(Av. Horacio Neto, 1030)で開催される。19日まで。
アチバイアの生産者が誇る花が目で楽しめ、安価で購入できる。約10万人が訪れる同市最大級のイベントだ。
平中会長、吉田ネルソン副会長、小野エミル市議が案内のため11日来社、多くの来場を呼びかけた。
吉田副会長は、「30回という節目ということもあり、今まで好評だった花の飾りを集めた集大成になります」と自信を見せ、花で作った富士山の額や好評の菊人形も5体を準備しているという。
会場では同地特産の苺を使用したジュースやソルベッチ、ケーキ、ワインが楽しめるほか、アチバイア文協婦人会や福島県人会アチバイア支部などが腕によりをかけて提供する、天ぷら、寿司、刺身、うどん、焼きそばも行列ができる人気ぶりだ。
アトラクションでは、太鼓や盆踊りに加え、世界各国コロニアによる民族舞踊のステージも楽しめる。
平中会長は、「アチバイアでも日系人が地域盛り上げに一役買っています。どうぞ遊びにきてください」と話した。
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【開催日】9月3~7、10~12、17~19日。当日券18レアル。60歳以上と学生(学生証提示)は半額。金曜は8レ。10歳以下無料
同イベントに関する問い合わせは、同協会(フリーダイヤル=0800・555・979、サイト=www.festadasfloresdeatibaia.com.br)まで。