ニッケイ新聞 2010年9月3日付け
国際交流基金サンパウロ文化センターは、講演会『絵で受け継がれる源氏物語』を8日午後7時半から、同センター(Av. Paulista, 37)1階多目的ホールで開く。
同テーマを専門的に研究を重ねた新美哲彦サンパウロ大学客員教授が講師を務め、源氏物語の基礎知識から各時代の源氏絵の特徴や漫画版までわかりやすく解説する。
新美氏は現在ノートルダム清心女子大学文学部の准教授。教鞭を取るかたわら、「源氏物語」「枕草子」など、時代を経て変貌する古典文学を研究。09年に第10回紫式部学術賞を受賞している。
聴講には事前の申し込みが必要。電話での申し込みは同センター(電話=11・3141・0110、メール=info@fjsp.org.br)まで。名前、連絡先を記入すること。詳細は同センター(担当山下)まで。