ニッケイ新聞 2010年9月25日付け
サンパウロ日伯援護協会が今年5月ごろから、サンパウロ州の税金還付制度を利用して、買い物の際に出されるノッタ・フィスカルを寄付として受け付けるキャンペーンを始めている。
寄付の対象となるのは、個人のCPF(納税者番号)が入っていないもの。これを援協の名前で登録し、還付金を福祉事業に役立てる。
ただし、登録期限が発行日の翌月17日までとなっているため、援協では翌月10日ぐらいまでに持参するよう呼びかけている。
個人の番号が入っているものや、販売店のCNPJ(法人登録番号)のないレシーボは登録できないため対象外となる。
援協では、リベルダーデの社会福祉センター(R. Fagundes, 152)内の診療所や本部に回収箱を設置して受け付け。事務局によれば、「かなり集まっている」という。
同会では「小さな金額でもたくさん集まれば大きな援助になります」として協力を呼びかけている。
詳細は援協本部(11・3274・6555)または援協傘下の各施設まで。