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東西南北

ニッケイ新聞 2010年10月5日付け

 投票直前の支持率調査の結果を裏切り、サンパウロ州からの上議選トップ当選のアロイジオ・ヌーネス氏は、選挙戦でのアピールにフェルナンド・H・カルドーゾ氏を積極的に利用していたと4日付エスタード紙。大統領選の公開討論で出たセーラ氏への質問にカルドーゾ氏の名前を使わないのは何故かというのがあったが、ルーラ大統領の名を積極的に使うジウマ氏が知名度を上げた速度と、ヌーネス氏の得票が予想を上回った事に繋がりがあるなら、セーラ氏も決選投票までのキャンペーンに元大統領の顔や名前を積極的に使ってみては…。
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 前記のヌーネス氏や大統領選のマリーナ氏の躍進は、支持率調査の信憑性や方法論についての議論まで引起こしかねない差を生じさせたようだ。日本でも在外選挙制度が確立したが、投票は義務のブラジルでは、在外選挙は既成の事実。ニューヨークではセーラ支持者が多く、アルゼンチンではジウマ支持者が多かったといった記事も興味深い。
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 09年8月から施行されたサンパウロ州の禁煙法が原因で喫煙量が減った喫煙者は49%―。同法施行からほぼ1年の7月22~27日の聞き取り調査によると、同法に賛同する喫煙者は、非喫煙者の97%に匹敵する92%。賛同の理由は、健康に良い、空気が良くなった、受動喫煙が起きない、タバコ代がうくなど様々。さて、貴方の周りでは?