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ニッケイ新聞 2010年11月24日付け

 滋賀県とリオ・グランデ・ド・スル州の姉妹提携30周年を記念し、今月、滋賀県から友好交流使節団が来伯した。滋賀県人会が開いた一行の歓迎会の中、江州音頭で美声を響かせたのは、家元の山崎美江子さん(彦根市、73)。山崎さんは20周年記念の際も来伯しており、前回の来伯時には、各地で江州音頭の指導も行ったとか。県人会では泣いて喜んだ人もいたそうで、その様子を見て「ぜひもうもう一度ブラジルを訪れたい」との思いを温めて来たという。今回の滞伯にも大満足の山崎さん、「40、50周年記念の際にももう一度!」と元気な声。
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 55周年を祝った沖縄県人会サントアンドレー支部。同支部は沖縄芸能が盛んなことで知られ、舞踊のほか、民謡の教師も7人いるという。04年には市立劇場で母県の琉球舞踊玉城流てだの会が公演、今回は記念文化・資料展が市の博物館で開催されるなど、同地の沖縄文化は行政にも認められているようだ。その活動をしっかり支えるうるま婦人会は、現在会員102人。玉城安子会長によれば二世の入会も多いとか。まだまだ活発な活動に期待。
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 16年休まず続くコロニアの長寿行事、バイレ・エリカ。始まりから開催に関わってきた川橋エリカさん(三世)はカラオケ指導20年で、UPK(パウリスタ・カラオケ連盟)で審査にも携わる。「最初は日本人ばかりで、踊りも社交ダンスだけだった」が、その後ブラジル人の参加が増えサンバなどのダンスも開始。現在では韓国・中国系も訪れるという。「皆に喜んでもらえるよう色々やっています」と川橋さん。愛知会館に移ってから来場者も増えたそう。