買い物でノッタ貯めよう＝毎月１回抽選会も開催中

ニッケイ新聞　２０１０年１１月２５日付け

　サンパウロ州内の買い物の際に納税者番号を告げ、商店のサービス税の一部が還元されるノッタ・フィスカウ・パウリスタ制度で、来月１５日に抽選会が行われる。１等賞は２０万レアル、抽選券発行の登録は２５日まで。２４日付フォーリャ紙が紹介した。
　同抽選会は毎月行われているもの。今月は昨月よりも金額が上がり１等２０万レアル、２等１２万レアル、３等８万レアル。サンパウロ州財務局のサイト（www.nfp.fazenda.sp.gov.br/sorteio/）に登録すると、ノッタ・フィスカウ登録の買い物１００レアルにつき、抽選番号が１つついてくる。
　抽選で当たった金額は個人のノッタ・フィスカウに加算され、本人の請求により、各種の方法で払い出される。今回の抽選券発行の登録は２５日午後１１時５９分までで、抽選券の発行は１２月４日まで。当選者は１２月１５日に発表される。すでに９３０万人が参加している。
　ノッタ・フィスカウ・パウリスタとは、サンパウロ州内での商品購入や飲食時に納税者番号（ＣＰＦやＣＮＰＪ）を告げて領収証を発行してもらうと、商店やレストランなどが払う商品流通サービス税（ＩＣＭＳ）の３０％相当が消費者に還元される制度。