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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2010年12月15日付け

 普段は50年、100年といった大きな節目が話題になりがちだが、その一方、地道にコロニアで続く活動もそれぞれの節目を喜んでいる。そんなことを改めて感じさせる便りが続いた。
 東京農大会の会報が今月で50号を迎えた。創刊28年、今も編集を担当する沖真一副会長が第2号から関わっているそうだ。
 母校の理事長、校友会長も祝辞を寄せた。活版、ワープロ、コンピューターと道具は変わっても、在伯校友と母校、農業という柱は変わらない。資料としての価値も大きい。「これからはポルトガル語も加えた編集を」と沖さん。
 もう一つ、ファンが懐かしの映画を楽しむ名画友の会が今年10周年。東洋街のレストランで始まり、現在の老ク連へ、「会も会員も熟年となり、老人クラブらしくなった」と世話人の五十嵐司さん。会報も、世話人の松平和也さんにより120号を数えるとか。
 どんな活動も、関係者の熱意あってこそ続いていくのだと再確認。(ま)