ニッケイ新聞 2009年12月12日付け
建設会社から引き渡されて初めて〃自社ビル〃で開催された援協の医療シンポジウム。
記者が取材した1日目はわずか25人と寂しい人入り。せっかくパラー州はベレンからも講師を招いたのに、十分な体制が整っていなかったように思う。
援協は、福祉センター営業許可取得を待って引っ越すが、50年弱も拠点としていた文協ビルの5階本部と地下診療所の活用方法が明確にされていないのも不安だ。
他の日系団体に比べ、年間1億5千万レアルを動かす日伯友好病院を柱に安心感があり、今後の活動にも期待するゆえ、福祉センター建設にはコロニアから多くの浄財も届いた。
後片付け、今後のセンター活用ともに、コロニアと一緒にしっかり見守りたいところ。40人もいる役員が大いに活躍できる場である。 (親)