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中銀総裁=辞任後はNGOへ=貧困救済に意欲を燃やす

ニッケイ新聞 2009年12月25日付け

 中央銀行のメイレーレス総裁は19日、考えるところがあるので中銀総裁として2010年も留任する意向のないことを表明と20日付けフォーリャ紙が報じた。
 もしも、ロウセフ官房長官が次期大統領に選出されるなら、現行の通貨政策路線が踏襲されると思う。しかし、続投する考えはないし、古巣のボストン銀行頭取へ帰る意向もないと語った。
 同総裁の父親は90歳まで現役であったので、自分も残る人生を何かに賭けたいという。「もしも政治の道へ行くなら、今ではない。銀行以外の民間部門でやってみたいことがある」と述懐。
 国際関係で造旨があるので、国際金融の投資家をブラジルへ招く橋渡し役を考えていると述べた。貧困救済を目的とするNGO(非政府団体)などの指揮や外国NGOの第3セクターも選択肢にあるという。

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