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援協=初のシンポを開催=「日本移民の医療発展」=ベレン、南伯からも講師

ニッケイ新聞 2009年11月27日付け

 サンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)は12月5、6両日、社会福祉センター(R. Fagundes, 121)で第1回シンポジウム「日本移民の医療発展」を開催する。
 2日間で6人の講演者により各テーマで講演が行われる。5日は午前9時15分に開会式が行われ、生田勇治アマゾニア日伯援護協会会長が「アマゾン日系医師の協力」、千葉トシオ医師が「日本文化での終末ケア(死期に面した患者の処遇)―ブラジルの看護ケアの展望」、中川デシオ精神科医が「日系ブラジル人の高齢化とデカセギ者の動き」について講演する。
 6日は午前8時から、老年医学を研究する南リオ・グランデ・カトリック大学の森口幸雄教授が「移民者の健康の経緯―生活向上と長生き」、マルコス・アントニオ・ゴンサルベスさんと弁護士のマリリア・デ・カストロさんが「ブラジルの慈善団体の将来」について講演する。
 案内に訪れた森口会長、坂和三郎副会長は、「できるだけ多くの方に参加してもらいたい」と呼びかけた。講演は、ポ語で行われる。参加費は50レアル(弁当代込み)。申込み・詳細は、援協(電話=11・3385・6601)まで。