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ホテル・サービス=7つの盲点を指摘=北東伯リゾート会議で発表

ニッケイ新聞 2009年11月20日付け

 北東伯リゾート・ホテル会議で18日、ホテル・サービス「7つの盲点」を指摘と19日付けジアリオ・ド・コメルシオ紙が報じた。
 第1は、電子キーについての説明不足。同キー使用中は外から開かないと、宿泊客は思っている。チェックアウト後も部屋でグズグズしている先客があることも考慮する必要がある。
 第2は、ホテル従業員が庭や芝生の手入れ用に散布する殺蟻剤。慣れた人には違和感がないが、初めて吸引すると独特の臭気が耐えられない。
 第3は、夕飯までの空き時間につまむ物の用意がないこと。北東伯はサンパウロ市と違い、至れり尽くせりのサービス精神に欠ける。客はサンパウロ市のホテルと同じつもりで注文する。サンパウロ市にある物は北東伯も取り寄せる必要がある。
 第4は、夕食のデザート用のパイの材料に注意すること。客にアレルギー体質がないかなどを事前に調べておくこと。やかましい注文をすると、ボーイの多くは敬遠して素通りし、応対しない。
 第5は、立食会で行列ができること。行列に並ぶ間に食欲を失う人もいるので、招待者はもっと工夫をすべきだ。行列は美味の同義語ではない。
 第6は、ガラスのコップがプラスチック製に代わったこと。特に、プールではプラスチック製を多用する。盗難予防や破損防止だろうが、しわくて格好が悪い。
 第7は、退出客への送迎サービスへの配慮の無さ。多くのホテルは、退出前夜でサービスを終了。一時的に退出し、近日中に再帰還する場合の配慮もない。

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