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戦闘機機種選定=米社が仏機を中傷=技術移転は詭弁だと糾弾
ニッケイ新聞 2009年11月10日付け
ボーイング社国際部のマイケル・コギンス部長は5日、フランスがブラジルへ技術移転の条件付で売却する戦闘機ラファールは、肝心な部分が曖昧な欺瞞行為だと告発したことを6日付けフォーリャ紙が報じた。
価格では、米機より40%高い120億レアルだ。技術の極秘部分は双方の技術水準が、高度に発達していなければ理解できないという。ボーイングの見方では、ブラジルの航空技術の水準では、技術移転を消化できないと見ている。
そんな状況での技術移転は、情報公開上の欺瞞行為だとしている。フランスのダッソー社はブラジルへ足のない馬を売り、ブラジルは足のない馬をつくる。同社の中傷に対し在リオ仏領事館は、沈黙を守っている。
スウェーデンの戦闘機グリペンNGについて、同国はボーイングの見本を見せて注文を取るつもりだと批判。同部長は今、ポルトガル語を勉強してブラジルに住み、ルーラ大統領注文の戦闘機を売り込むつもりだという。