ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

G20サミット=全員の目的を結束=ブラジルが座長で指揮を採る

ニッケイ新聞 2009年11月7日付け

 G20のマルコス・ガルボン伯大使は5日、「国際経済の舵取りをG8からG20に切り替えたことで、ブラジルの思惑は叶った。次に来年の目標として、G20を一つの目的に向けて結束させることにある」と述べたことを6日付けヴァロール紙が報じた。
 G20の役目は経済と金融フォーラムであるが、各国が金融危機を克服しつつある中、食糧確保と気候に関する論議も拡大させなくてはならないという。ただし、世界経済に合わせたG20の構造つくりとその実働については、まだすり合わせが必要だと、同大使は見ている。
 スコットランドのセントアンドリュースで今週、行なわれる財務相・中銀総裁会議では、食糧問題と気候変動についての資金調達についても話し合われる予定だが、ブラジルはG20を支援機関とし、計画は変更すべきでないと主張。同資金調達問題については、12月のコペンハーゲン会議でも話し合われる可能性がある。
 次のG20は6月にカナダ。11月韓国と決まった。韓国サミットまでに、世界経済の回復に向けた最終案を決めると同大使が抱負を語る。
 世界経済のネックは、米国の経常赤字削減と中国と日本の輸出依存から国内市場育成による自立経済の確立、EUの構造改革による投資促進にあると見ている。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button