ニッケイ新聞 2009年11月7日付け
ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)は10月25日、「第51回全伯珠算選手権大会」をサンパウロ市ビラ・マリアナ区にあるサンパウロ天理会館ホールで開催、約150人の選手が参加した。
午前9時に開会式を開催、ブラジル国家斉唱、選手宣誓、全国珠算教育連盟理事長杯、同支部長杯返還式が行われた。斉藤会長がポ語で挨拶し、大会が開始された。
Bクラス、Cクラス、Dクラス、Eクラス(4級から15級)は一緒に競技を開始、総合問題、フラッシュ暗算、読上算、読上暗算が繰り広げられ、最後は全員により加藤ジョエル杯争奪戦が行われた。
カテゴリー別に表彰が行われ、その後全国珠算教育連盟ブラジル支部長杯(Cクラス)が仲間ヴィトルさん、全国珠算教育連盟理事長杯(Bクラス)が牧山ラファエルさんに贈られ、午前の部が終了した。
午後は、段Aクラスの競技と加藤福太郎杯争奪戦が行われた。今年から加藤杯の問題は「数独」に統一、各レベルに合わせ難易度が調整された。
全国珠算教育連盟理事長杯(Aクラス)を贈られた米谷カレンさんは、支部長杯二連覇、理事長杯二連覇の記録を更新中。全国珠算教育連盟理事長杯(段位クラス)は、中西ケリーさんが獲得した。
閉会式では選手達の健闘に敬意が表され、父兄、教師らに労いの言葉が述べられて盛況のうちに終了した。
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入賞者は以下の通り。
(各級1位のみ)段位=田中サミーラ、1級=ヴィニシウス・サントス・ガビネ、2級=大阪オルネーラ、3級=米谷カレン、4級=牧山ラファエル、5級=元島よしえ、6級=エミリー・シケイラ・コルデイロ、7級=荒崎ローザ、8級=玉江ヴィトル、9級=ほしこブルーノ、10級=大辻ギリェルメ、11級=山内エリク、13級=浦河ガブリエル、15級=和田カロリーナ、特別組=津田カリーナ、加藤福太郎杯=野崎アナ・パウラ、加藤ジョエウ杯=田所アリネ。12、14級は該当者なし。