セラーザ・エクスペリアン(クレジット審査などを担当する銀行業務集中サービス会社)が27日に発表したデータによれば、企業のデフォルト(債務不履行)率が前月比12・9%増となり、2000年の統計開始以降、7月の数字としては最も高い値を記録した。
昨年同月比では11・4%増、今年1月から6月までの累積では昨年同期比6・9%増だった。
同社のエコノミストらは、この数字にはW杯で営業日が減ったことも影響しているとみている。その他の要因としては、経済の減速、高金利によるコストの増加、生産力の伸びを上回る給与の増額などを挙げている。
7月に不払いとなった債務証券の数は前月比39・5%増で、不渡り小切手は23・1%増、銀行以外の負債(クレジットカード、一般商店での不払い、水道、電気料金滞納など)の不払いは2・7%増えた。銀行への負債の不払いは1・8%減っている。(27日付G1サイトより)
タグ:W杯