保健省が臓器移植の優先基準を変更

ニッケイ新聞　２００９年１０月２３日付け

　保健省は２１日、臓器移植の優先基準などの変更を発表した。移植希望者の内、１８歳以下の子供や青年への移植は他の年齢の人より優先する、肝炎など他者への感染の可能性のある病気の患者へは、同病罹患者からの臓器移植を認めるなどの新基準発効は１１月１日から。若年の腎臓病患者には、末期となって人工透析が必要となる前に移植を受ける権利も保証される。順番待ちリストの閲覧も可能となる。