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ベレン=北伯相撲選手権を開催=90人が出場、来月8日

ニッケイ新聞 2009年10月22日付け

 北伯相撲連盟(二ツ森一次会長)主催の「第40回北伯相撲選手権大会」が11月8日、パラー州ベレン市の援護協会厚生ホームにある常設土俵で開催される。ベレンやトメアスー、サンタ・イザベルなど5地区から約90人の力士が出場する。開会式は午前9時から。
 出場選手のうち、9割以上はブラジル人だという。同連盟の長浜雅博専務理事は、「日本文化がブラジルに普及した結果でしょうか」と話す。
 大会は、男女共に幼年、少年、準青年、青年で分けられ、青年は体重別に7カテゴリー、団体戦は幼年、少年、準青年、成年で争われる。
 本大会の結果をもとに、来年の全伯相撲選手権の選考も行われる。今年の大会には北伯から9人が出場予定。
 第1回大会は1930年9月22日、トメアスーでアマゾン入植1周年事業として行われ、その後は不定期に開催されてきた。
 ブラジル相撲連盟の大瀧多喜夫理事は、「80周年は相撲をしないと終わらない」と意気込む。今年は全伯相撲連盟からトロフィーの寄贈も。
 同日には、「第14回厚生ホームバザー」が同ホーム内と常設土俵横のゲートボール場で開催され、パラー州各地の日系団体などから同ホームに集められた衣服や日用品が販売される。
 また、各地の日系団体や宗教団体の婦人部による太巻きやうどん、シュハスコなどが販売される。収益の一部は同ホームに寄付される。
 相撲大会に関する問い合わせは北伯相撲連盟長浜専務理事(電話=91・3246・9666)まで。