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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年10月22日付け

 県連弁論大会では休憩毎に「日本文化」の剣舞や端唄などのアトラクションが行われ、休憩時間でも席を立つ人はわずかだった。自身も三味線奏者である杉本俊和審査委員長が「来場者に対して、本物の日本文化を見せたい」と企画した。長唄は93年から活動を行う「和の会」が参加。日本から指導に訪れていた杉浦和子さんも三味線を響かせた。来場者にとっては、二度〃美味しい〃一日となったよう。
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 2004年から始まった石川県人会の絵手紙教室の日伯交流が熱い。「日本の方が色々教えてくれたり、材料や本を送ってくれたりするんですよ」と指導者の石井恵子さん(65、栃木)。先日は、絵手紙の講師から28人分の手作り判子が送られ、メンバーの喜びは一入(ひとしお)。その交流は日本の絵手紙専門雑誌などで紹介されたこともあるとか。ブラジルではまだあまり知られていない絵手紙だが、石井さんは老ク連、個人、日本語学校など出張指導も行う。問合せは石井さん(11・3289・3405)。
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 不可能とされてきた青いバラが誕生―。日本で11月3日から、青いバラが発売される。テレビやネットで見る限り、薄紫で鮮やかな「青」とは言いがたい。40年近くバラ栽培に携わり、ショッキング・ブルーやブルームーンを育てた中沢宏一宮城県人会長に聞くと、「あの色ならブラジルでも20年も前からありますよ」と首を傾げる。しかし、これも遺伝子組み換え。不可能を可能にする科学の発達や恐るべし・・・。