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 6月上旬に、サンパウロ市パカエンブー区の会館を明け渡した鹿児島県人会(園田昭憲会長)だが、まだ新事務所の場所が決まっていない。というのも、売却相手の医療関係企業から、売却額200万レを全て受け取っていないため。仮事務所は園田会長の社内に設置中らしいが、進まぬ移転作業に事務局も困惑気味だ。同社はサンパウロ市南部の高級新興地区、CPTMベリーニ駅とショッピング・イビラプエラの中間にある。「仮」とはいえ、進出企業も多いベリーニ地区に設置された最初の県人会事務所かも。
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 和歌山県太地町でイルカの追い込み漁が始まるのに合わせ、来月1日、世界各地で抗議運動が行なわれる。同市のイルカ漁を扱った米映画「ザ・コーヴ」が4年前に発表されたことで、抗議運動に火がついた。当地でも在聖総領事館前で午後1時からマニフェスタソンが行なわれるとか。太地町は捕鯨で全国的に知られた町であり、同県はこうした抗議は「価値観の押し付け」であり、イルカ漁は「地域文化の継承」と反論を表明しているが…。西洋文化圏の人に分かるような反論の仕方をしないと、いつまでたっても納得されない。イルカに限らず、西洋人に日本的考え方を納得させる方法は、どれだけ資金を投じてでもしっかり研究すべきものだろう。
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 サンパウロ市版〃セントラルバーク〃とも言われるイビラプエラ公園を、自転車で巡る「バイク・ツアー・サンパウロ」が1周年を迎えた。公園内の美術館や文化イベントに関する解説を聞きながら、自然を満喫するエコツアー。毎週土曜日の午前9時、10時半、正午、午後1時、3時にMAC美術館前を出発する。参加無料だが1キロの保存食の持参が必要。英語対応も可。運動不足の方、緑に囲まれたサイクリングなどいかが? 申し込みはサイト(www.biketoursp.com.br)から。