ニッケイ新聞 2009年9月25日付け
第8回九州ブロック芸能祭が27日に行われる。今年の担当である熊本県人会の赤木数成書記は、47都道府県をまとめる道州制が日本で検討されていたことについて述べ、「ブラジルでは先取りし、既に九州は一つ」と語り、「我々は家族」と仲の良さをアピール。同祭のプログラムでは各県の司会者2人が自分の県の出演者を紹介する。一度に8県味わえる絶好の機会。週末は熊本県人会館で九州巡りはいかが。
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会員減少でスポーツ交流グループに様変わりする文協もある中、「ここ10~15年会員数は同じ。むしろ増えてるかな。なるべく会員になるように呼びかけている」と話すのは、19日に盆踊りを行ったイビウナ文協の高野信喜会長(63、宮崎)。地域の日系600家族のうち会員は半数以上の330と加入率はかなり高い。ソフトバレー、ヤキソバ祭り、日語学校、盆踊りで引きつける。多彩な活動が惹きつける秘訣か。「嬉しいのは二、三世も日語が結構通じること」と頼もしい限り。
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23日に交流会を行って会員の親交を深めたADESC(アデスキ、農協婦人部連合会)。この機会に刊行された記念誌『絆―KIZUNA』の表紙は、画家の金子謙一さんのデザイン。会員各々も「可愛らしいでしょ」と満足そう。たくさんの人が描かれたその絵は、元気のよさがトレードマークの、活動的な同会女性たちそのものを表しているとか。