ニッケイ新聞 2009年9月17日付け
春直前の十九、二十日、サンパウロ市では第三回ヴィラーダ・エスポルチーヴァが開催される。
〇八年はカサビサンパウロ市長のカート競技参加などが注目されたが、今年のヴィラーダも、十九日朝から二十日にかけ、セントロ中心に三五〇カ所、二〇〇〇超の催しで市民を楽しませる。
三〇〇万人の人出が見込まれる今回のイベント中、ルス地区は様々な催しが重なる場所の一つ。
オートバイのトライアルについては場所未発表だが、ピナコテッカ脇には五五〇メートルのカート用サーキットと観客席が用意され、十九日二一時~二十日四時に、一二台ずつの競技を繰返す。
また、ヴァーレ・ド・アニャンガバウでは、スケートボード、ローラースケートなどの他、格闘技用リングも設営。
一方、サンタ・セシリアのラルゴ・コラソン・デ・ジェズースでは、ストリート・バスケットを開催。試合の合間には、初心者向けバスケット教室や、指導者付きでの音楽やストリート・ダンスの時間も持たれる。
また、ラルゴ・アロウシェに二〇時集合、一六・五キロを走るサイクリングでは、一番飾り立てられた自転車を選ぶコンクールも開催。
ショッピング・モルンビー裏では、バラーダ・エスポルチーヴァを開催する他、ローラースケートでパルケ・ド・ポヴォまで散策するグループの集合地点ともなる。
この他、チエテ川などでボート、ヴィラ・ロボス公園でラグビー、パカエンブーのプールの一般解放、グアラピランガ湖で水上スポーツなど、多彩な催しを展開。
また、四二カ所の教育センター(CEU)も、綱引き、ドッジボール、障害物競走などの競技を計画。十九日夜は、家族で楽しむための宝捜しも計画されているという。
各々の行事の詳細は、www.viradaesportivasp. com.br、また、CEUでの催しはwww.portal sme.prefeitura.sp. gov.brで確認を。
なお、スマレー駅での懸垂下降(ラペウ)などが計画されているスマレー大通りは、二十日八時から十三時まで全面車両進入禁止。市民向け無料自転車も用意される。周辺を運行する車は迂回が必要なので要注意。