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東西南北

ニッケイ新聞 2009年9月10日付け

 〇九年九月九日九時は一生に一度起きるか否かの特別な巡り合わせという事で、この日、この時間に結婚や出産を願う人が世界中に。ブラジルでも帝王切開での出産をこの時間に指定した婦人がいたようだが、欧米ではこの日発売のビートルズのアルバム購入に走る人など、一生に一度の瞬間の過ごし方も人それぞれ。
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 五日の対アルゼンチン戦でイエローカードを受け、九日の対チリ戦欠場となったカカーは、七日にサンパウロ市のレナセール教会本部跡で、会堂再建のための定礎式に出席。同教団教職資格もあるカカーは教祖夫妻らと共に祈り歌ったという。一方、ブラジル選抜チームの得点力はカカー出場時が二・三点で不在時は〇・八点。本人の得点力と共に、五日の試合での三点目のように、前線にパスを出すアシスト力も高い証拠だ。
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 リオ市ガヴェアでは八日午後、大型の蛇の一種ジボイアが路上で見つかり大騒ぎ。驚いた蛇は、私立校の隣家のガレージに入ろうとしたところにやって来た消防士によって保護された。スクリーに次ぐ大型種の蛇が市中で見つかった事も驚きだが、同日朝、グローボ局で、麻薬密売者が飼っていたジボイアが、あごを骨折した状態で保護され、手術後にリオ市内の動物園に移されたと報道されたばかり。今回のジボイアはどこへ行く?
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 サンパウロ州サントアンドレで五日から行方不明となっていた青年三人が〃悪魔の喉笛〃付近にいることが九日朝、上空から確認された。一行五人の内二人が八日に周辺の企業に辿り着き、救助を求めていたもの。三人の内二人は空腹と疲れでかなり衰弱しているという。悪天候で空からの救出が困難なため、地上からの救出作業が進められている。