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ニッケイ新聞 2009年8月18日付け

 第二十回江差追分ブラジル大会と併催される第九回道南口説節コンクールが二十三日午前九時から、宮城県人会館で開催される。道南口説節は北海道の伝統的な民謡だが、もともとは越後(新潟)の目の不自由な女性瞽女(ごぜ)の間で唄い継がれていた口説節とされる。人情話や各地の地名を掛詞として唄にした。百五十年ほど前に北前船に乗って渡ってきた瞽女により、蝦夷地(北海道)まで伝わったそう。
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 演歌歌手井上祐見さんが十四日着聖、同日夜歓迎会が開催され、支援者ら約三十人が出席した。移民の心情を詠んだ「ソウ・ジャポネーザ」や「オブリガーダ笠戸丸」などを披露、かつて共演した丹下セツ子さん、公演・交流会を予定するグァタパラやトメアスー移住地からの出席も。「里帰りしたようで懐かしい」と笑顔の井上さん。一カ月の公演ツアーのスタートだ。
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 在サンパウロ日本国総領事館は、管内に住む「大学入試センター試験」受験希望者に対し、九月一日から受験案内を配布する。希望者は今月二十四日までに希望の旨を連絡する必要がある。問合せは同館日系社会班(11・3254・0100)まで。