ニッケイ新聞 2009年8月4日付け
二日に行われた「第三十九回熊本芸能祭」。県人が多いロンドリーナからは例年よりも多くの人が訪れ、賑わった。
気になったのは九時開始のところ、九時台にはほとんど人が集まらず、始まったのは十時過ぎ。やっと始まっても出演者が来ておらず、いない人を飛ばしてプログラムは進められた。
後から来た出演者のために、予定していないところに出番を組み込むなど混乱。
プログラムを作成した書記の赤木数成さんは、「九時開始って書いてあるんだけどねえ…」と疲れた様子。
曲順が変り、見たい演目が見ることができなかった人もいたよう。また、最初の出演者の演技には観客が少ないなど、少し残念に感じた。
「ブラジル人は時間にルーズ」との日系人の声をよく聞くが、日系イベントでも同様であることを意外に思った。(裕)