ニッケイ新聞 2009年7月30日付け
ケガから回復中のF1レーサー、フェリッペ・マッサは、左眼もちゃんと見え、レースにも復帰するとの明るい知らせ。復帰までは、〇八年引退のミハエル・シューマッハが代走するという。
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二十九日未明に雹(ひょう)が降ったサンパウロ州では、サンパウロ市、オザスコ、サンジョゼ・ドス・カンポス、タウバテなどで、道が白くなった光景などを報道。寒くて雹が溶けにくいため、箒でかき集めて捨てている人達も映っていたが、雹に伴う落雷で、死者一人との情報も流れている。サンパウロ市の寒さと雨は週末まで続く見込み。南大河州やサンタカタリーナ州では、寒さで農作物に被害が出て、野菜の値段高騰のニュースも。
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二十九日付本紙で新型インフルエンザ対策のため学校の冬休み延長もあると報じたが、リオ州では八月九日、サンパウロ州、南大河州では同十六日まで、州立校の冬休みを延長。予定通り八月三日始業としていたサンパウロ市立校も、州立校に倣い、八月十七日から授業再開になる。八月半ばには寒さが緩み、免疫低下による重症化を防げるとの判断のようだが、私立校の対応は各校の判断次第。既に授業再開の学校もあり、決定の遅れへの不満と、学年暦に影響するとの苦情も。夏休みは補習授業などで短くなる?
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南大河州ポルト・アレグレで二十八日午後、携帯電話用の充電器とバッテリーを括りつけられ、銃弾二発を浴びた鳩が見つかった。同日、刑務所を目指して飛んでいる鳩を見かけた警官もいたというが、誰が打ち落としたかは不明。前記の品を刑務所内の服役者に届けるために利用されたと見られる鳩は二十九日午後、同州の動物病院で手術を受けた。