ニッケイ新聞 2009年7月29日付け
第十六回レジストロ演芸会が十二日午前十時半から、レジストロ市のRBBC(レジストロ・ベースボールクラブ)会館で盛大に行われた。
開会式には、滝内功レジストロ文協会長、玉田勲RBBC会長、山村敏明・聖南西文化体育連盟会長兼リベイラ沿岸日系団体連合会会長が出席、挨拶を述べた。
レジストロ文協のリベイラ涼風太鼓の和太鼓、民謡大和会の唄と踊りと三味線合奏、健康表現体操部の健康体操、ラジオ体操部のフォークダンス、日本舞踊研究会の団舞、春秋会の合唱、農協婦人会のコーラス、青年部のマツリダンス、私立ランタージ校の歌と踊り、カンカン、AME(Apoio ao Menor Esperanca)の「海を渡って百周年」の演奏とYOSAKOIソーラン、それに約三十人の「のど自慢」が得意の歌を歌った。
AMEの約二十四人のYOSAKOIチームの生徒は全員非日系人で、日系社会とブラジル社会の融合を象徴していた。生徒達はJICA派遣の嶌原まさ子シニアの指導でメキメキと腕を上げた。三百人の観衆の中には子や孫の熱演に目を細めるおじいちゃん、おばあちゃんの姿があった。
仏教婦人会、カトリック婦人会、レジストロ柔道協会婦人会が弁当、やきそば、パステイスを作り観客を喜ばせた。
午後四時半に抽選が行われ、数々の賞品が渡された後、全員で炭坑節を踊って閉会した。(金子国栄さん通信)