ニッケイ新聞 2009年7月7日付け
サンパウロ市で「渋滞時にも遅刻することなく、時間内に目的地へ到着します」の触れ込みでバイクがモトタクシーのもぐり営業を開始と五日付けフォーリャ紙が報じた。
バイクは、宅配や書類の発送ばかりでなく、乗客を乗せて渋滞の中をジグザグ運転で潜り抜ける。料金は交渉次第だが概ねタクシー並み。呼び出し情報は電話帳やインターネットで探せる。
モトタクシーは、地方都市の半分以上で定着している。それが、サンパウロ市の新商売として登場。上院でモトタクシー営業規則の審議を始めたが、乗客の安全と交通安全を巡って震撼している。
乗客の注文に応じて、超特急かノロノロ運転に応じる。どっちにしても自動車より早いのは確実。どのモトタクシーも、毎日の特約がある。時間を争うビジネスには、欠かせない存在だ。