ニッケイ新聞 2009年7月2日付け
「ガランチード」と「日本移民」という組み合わせは、なぜか相性が良い。アマゾンの牛祭りでは、〇六年に二年も先取りして百周年を顕彰、見事優勝していた。しかもテレビで全伯に生中継され、結果的に〇八年に全伯で百周年が盛り上がる下地の一部を作ったようだ。百年祭の勢いを借り、今年のアマゾン入植八十周年も盛り上がりそう。「ジャポネース・ガランチード」と昔から言われているが、奇しくもそれがアマゾンでも証明された?!
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開催間近となった県連主催の『日本祭』。先月九、十の両日、COVISA(サンパウロ市衛生局)で衛生面について注意事項説明会が開かれた。「調理従事者に対する健康診断は必要ない」「マスクや手袋の着用義務はないが、怪我人や風邪をひいている人は、食べ物に手をつけない」「食料の有効期限をよく確認すること」などが挙げられた。栃木県人会で今月七日、詳細に関する説明会が開かれる。
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人気の宮城県人会青葉祭り。今月は県連のフェスティバル・ド・ジャポンがあるため、通常の第三週目末から一週間ずらして第四土曜日に。また、開始以来第三土・日に欠かさず行なわれてきた同祭りだが、今月以降は第三土曜のみの開催になるという。確かに他のフェイラもあるADESCの皆さんにとっては、月に三日、一日中というのは中々厳しい話。常連にとっては少々寂しいかもしれないが。