ニッケイ新聞 2009年6月19日付け
この六月十八日からは「百二年目」ではないか――と日本のジャーナリストから指摘があった。確かに、一九〇八年六月十八日からが一年目と計算すれば、二〇〇七年六月からが百年目となり、昨年〇八年六月をもって実は百一年目に入っており、今年六月からが百二年目となる。ただし「周年」と考えれば、一九〇九年六月が移民一周年であり、昨年が百周年で、今年は百一周年目。「年目」と「周年」の使い方は難しい!?
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日本初、ブラジル産の天然水「アクアアニュー」の販売にこぎつけたアニュー社。この世界的にも稀な超軟水と、硬水で知られる欧米の水にそれぞれ釘を入れて実験。一年三カ月後、後者に入れた釘は錆びて水が真っ赤になってしまったが、この水は透明のままだったとか。「抗酸化力が強い。細胞を活性化させる力もあるのでは」(橋本幸雄会長)と目下研究中だとか。約二リットルで千五百七十五円と高価だが、ブームになるか。
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今年百年来の大水だというアマゾン。一九五三年の大水では、戦後第一回移民が恐れをなしたという逸話が有名だがそれ以上とか。中流の町サンタレンは現在も街のセントロが冠水し、同地の観光地で白い砂浜が美しいアルテール・ド・ションも水没、地元観光業界に打撃を与えている。一方、イグアスーは水がなく、こちらも大変だそう。環境の変化に不安を覚えつつも、ブラジルの大きさを再確認。