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オキナワ移住地を視察=常陸宮ご夫妻=ボリビア公式訪問で

ニッケイ新聞 2009年6月18日付け

 【リベラルタ(ボリビア北東部)十六日共同=名波正晴】南米ボリビアを公式訪問中の常陸宮ご夫妻は十六日、東部サンタクルス近郊の日本人移住地オキナワを訪問された。ご夫妻は移住地内の慰霊碑に献花し、歴史資料館を見学、移住者の子供たちによるボリビアの伝統舞踊などで歓迎を受けた。同日夜にはモラレス大統領主催の夕食会に出席した。
 オキナワ移住地は沖縄が米統治下の一九五四年に発足した。当時既にボリビアに移住していた沖縄県人らが、激しい戦災を受けた同郷の人々の移住を受け入れたもので、現在約九百人が居住している。